Bunqとクラーケン(Kraken)が提携でアプリ内仮想通貨取引きを開始
Bunqがアプリ内仮想通貨取引きを開始
EU(欧州連合)第2位の規模を誇るオランダのネオバンク Bunq は、大手取引所 クラーケン (Kraken)との新たな提携を通じて、仮想通貨市場への本格参入を果たすことが分かった。
ヨーロッパ全域で1,700万人以上のユーザーにサービスを提供するデジタル銀行Bunqは、6カ国のユーザー向けに仮想通貨取引機能を導入。この機能は仮想通貨取引所クラーケンを活用し、モバイルアプリからデジタル資産に直接アクセスがアイルランド、イタリア、オランダ、スペイン、フランス、ベルギーで利用可能になった。
「bunq Crypto」と名付けられたこの機能は、EUの暗号資産市場(MiCA)規制に完全に準拠しており、VASP(仮想資産サービスプロバイダー)ライセンスの下で運営されている。また、Bunqのアリ・ニクナム(Ali Niknam)CEO(最高経営責任者)は、EEA(欧州経済領域)全体にサービスを拡大する計画で、英国と米国市場への参入ライセンスも申請した事を明らかにし、デジタル資産統合への同行のコミットメントをさらに示した。
ユーザーからの要望による簡単で安全な仮想通貨取引を実現
Bunqは、今取り組みについて、従来の銀行ツールに加えて「シンプルで安全な方法」で仮想通貨に投資したいというユーザーからの要望に応えたものだと説明している。
クラーケンのバックエンドインフラを通じて、Bunqのユーザーはビットコイン(Bitcoin/BTC)、イーサリアム(Ethereum/ETH)、ソラナ(Solana/SOL)など300種類以上の仮想通貨を銀行アプリ内で直接取引でき、口座開設は数秒で完了するとのことで、同CEOは次のように述べている。
ユーザーの皆様から、仮想通貨への投資を簡単かつ安全に行う方法を求められてきました。今なら、すべてを1つのプラットフォーム内で行うことができます。
2012年に設立されたBunqは、1,700万人以上のユーザーを抱え、80億ユーロ(91億ドル)以上の預金残高を保有。4月初旬に同銀行は、最新の会計年度で8,530万ユーロ(約140億円)の利益を計上し、前年比65%増を記録しており、預金利回りの上昇とプラットフォーム利用の拡大を背景に、純金利収入が55%増加し、純手数料が35%増加したことが急増の要因とみられている。一方のクラーケンもサービスを拡大しており、最近、米国のユーザー向けに米国株とETFの取引を段階的に開始。今後、欧州と英国の顧客にもサービスを拡大する予定だ。
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