米司法省、ロジャー・バー氏を脱税や虚偽申告で告発
米司法省は、「ビットコインジーザス」として知られる初期ビットコイン(BTC)投資家のロジャー・バー氏を告発した。
司法省は4月30日の通知で、スペインの当局が郵便詐欺、脱税、虚偽申告を含む米国での犯罪容疑に基づいてバー氏を逮捕したと述べた。米国政府は、バー氏がビットコインやその他の資産の売却で得たキャピタルゲインを申告せず、内国歳入庁(IRS)からおよそ4800万ドルを脱税したとしている。
2月15日に提出された起訴状は4月29日に公開された。起訴状によると、バー氏は2017年6月(ビットコインの急騰の前)に約7万BTCを管理し、その多くを2億4千万ドルで売却したとされている。アメリカ当局は、バー氏をスペインから米国に引き渡し、裁判にかけさせる方針。
報道を受けてのソーシャルメディアでの反応は様々だが、大手仮想通貨取引所クラーケンの元グロース責任者であるダン・ヘルド氏は、バー氏が「ビットコインをほぼ破壊しかけた」として、「これから受けるであろう報いは当然だ」と 述べた 。
「バー氏は、私を解雇しようとして私の生活を攻撃し、私の人間関係を傷つけるために他人を呼び出し、私の評判を陥れた。彼はビットコインに対する期待を大きく誤らせ、それが内部抗争を引き起こした。」
バー氏はまた、ビットコインキャッシュ (BCH) の支持者でもあった。2022年には、仮想通貨投資プラットフォームのコインフレックスとのスキャンダルに巻き込まれ、4,700万ドルの USD コイン (USDC) を同社に返済するよう求められた。記事掲載時点では、バー氏は司法省の告発に関してソーシャルメディアでコメントしていない。
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